以前から何度か人材像について述べてきました。とりわけ「企業が必要とする人材像」をどのように策定、見える化するかは、企業戦略を考える上でも大変重要なことだと言えます。 人材像の構成 人材像は企業戦略やビジネスモデルに合わせて作りこむものですが、IT人材像策定時の重要な要素となるITスキル定義は、UISSやITSSなどのスキル標準として提供されているコンテンツを、できるだけ有効に活用することを考え 続きを読む
ITSSやUISSなどスキル標準で採用されているキャリアフレームワークをあらためて定義すると、 「個人が目標とすべき人材モデル・レベルを可視化する」 ということであり、個人が中長期の視点で目標をおいて成長を目指すための指針となります。 この考え方は、優れたアーキテクチャとして評価が高いものですが、これだけを基にすると「来年度はPMのレベル4が10人に」というリソース計画になる 続きを読む
先回に続きセミナーレポート第2弾として、今回はITSSの活用事例を紹介します。ユーザー企業や情報システム会社であってもITSSを活用されている企業は多いのですが、うまく活用できているという話は余り聞きません。もし、ITSSを導入し活用面でお困りならば、必ず参考になる内容です。 UISS版と同時に発表されたITSS導入活用事例集は、次のような構成となっており、14社の事例プラス社名をふせた形での 続きを読む
6月3日に、IPAからUISS版とITSS版の導入活用事例集が、それぞれ発行になりました。 正式な事例集として初めての刊行となり、これでようやく躊躇していた企業が、一歩踏み出すための材料が揃ったわけです。 初めての事例集なのですが、内容としては幅広く色々なタイプの事例が掲載されており、読み応え十分なものになっています。 IPA発行 UISS導入活用事例集 続きを読む
『キャリアフレームワーク上のどの位置に何人いるかを「As Is」、将来のためにどの位置に何人いるべきかを「To Be」、その差を埋めるために人材育成計画を立て実践する。』 このように考えていませんか?これでは全くの片手落ちです。 -ITSSキャリアフレームワーク- ■1つ目のハードル(ITSSの場合):経営戦略や事業計画を基に、スキ 続きを読む
「スキル標準は使えるか、使えないか」、ITSSでも散々言われてきたことですが、さすがに最近は聞かなくなりました。しかし、ここに来てユーザー企業向けのUISSについても、活用しようとする企業から声が上がり、Web上の記事などでも取り沙汰されるようになりました。 この現象は、使おうとして取組んだ推進担当など当事者の中から出てきたものと、そうではなく、第3者が客観的に評価したものの2種類があるようで 続きを読む
「To BeとAs Isのギャップから育成計画を立てる」、言うは易しですが、実際はそう簡単にはいきません。また、「PDCAを廻す」というのも、立てた計画を実践し、結果から見直すべき点を見つけ出し、それを反映して・・・。 たしかにきれいですが、これだけでは具体的にどうしていいか分からず、何か物足りないことにお気づきでしょうか? 育成計画のPDCA、仕組みの運用のPDCA 政府や自治体が、よくIT 続きを読む
組織力と人材能力 人材は企業の資産です。その人材が持つ能力をどのように見ればいいのでしょうか。 ITスキル標準がもたらしたインパクトはかなりのものでした。特にキャリアフレームワークの職種とレベルでの表現が、我々の予想の範囲を越えた浸透の仕方を見せました。 ITSS V3_2008 キャリアフレームワーク 人材を職種に分類し、能力や実績でレベルを決めると 続きを読む
「その1」は、企業における人材体系構築の第一歩として、どうありたいか、どうなるのが目的か、を明らかにするための方法として「要求モデル」について説明しました。 今回は、少し先を見てみましょう。人材体系を構築していくことは大切ですが、どのように活用するのかをイメージとして持っておくことが重要です。 このことに限らず何でもそうですが、ゴールを決めずにやみくもに積み上げていっても、拡散するばかりなので 続きを読む
「企業戦略を基に「人材体系」を構築し、戦略的人材育成計画を立案・実施する」の続編は次回にまわすことにして、今回は、コラムらしい内容にしました。筆者のUS出張時の経験と、人材育成に関する企業と個人の取組みについてお話します。 US出張での出来事 もう10年近く前になりますが、筆者が日本オラクルで研修本部ジェネラルマネージャを務めていたとき、上司は当時の佐野力社長だけでなく、USオラクルのワール 続きを読む
「人材育成」とは言えど、過去に繰り返してきたような毎年研修プログラムを作成することだけでは、企業が厳しいビジネス環境を生き抜くためには、到底物足りないと言わざるをえません。 今回から数回に分けて、企業戦略に合った人材開発を進めるための「人材体系構築法」を解説していきます。 思わぬ落とし穴「スキル標準導入」自体の目的化 ITSSやUISSなどのスキル標準を使えるようにすることを「導入」、その仕組 続きを読む
ここしばらく「共通キャリア・スキルフレームワーク(KCSF)」についての情報が無いようです。KCSFはITSSやUISSと情報処理技術者試験をリンクさせる要の位置づけだったはず。 共通キャリア・スキルフレームワークは経済産業省から発表されており、基本的にITSS、UISS、ETSSで提示されているキャリアフレームワークを横に並べてひとつにしたものたものですが、人材類型をベースに人材像として分類さ 続きを読む
昨年、2009年は大手金融系企業、大手製造流通系企業、大手通信系企業、大手出版・教育系企業が、こぞって弊社のコンサルティングサービスを採用し、UISS/スキル標準の本格活用に着手しました。 これら企業は2008年末から2009年の初めにかけて、弊社に相談をされた企業です。1社も漏れることなく、そのまま弊社のコンサルテーションを受けることになり、それぞれスタートしています。 ITSSの活用をベ 続きを読む
先行して発表されたITSS(ITスキル標準)は、ITサービス企業の考え方を元に作成されています。多くのユーザー企業は、その内容を反映してか終始傍観者でした。 ところが最近、システムの構築・運用のみならず、企画から一括してIT企業にアウトソーシングするケースが多くなり、ユーザー企業側にも「このままではIT戦略を実現できる人材が育たなくなる」という危機感が芽生えてきました。市場での競争を強いられてい 続きを読む
コンサルタントという仕事柄か、経営者、経営層、CIOなどの方々とお会いすることが多い中で、すべての方々が戦略的IT人材育成を最優先事項として捉えられています。 ITが経営を支える時代、さらに言うとIT人材が経営戦略策定にまで踏み込んで行かないと、競争力が確保できない世の中になってきたということです。 経営者の方々と話して このところの人材育成のキーワードが、UISSだということは間違いありませ 続きを読む
10月1日、経済産業省主催・情報化月間でJUASのUISS普及のための具体策が明らかになりました。 特に、単なるお勉強ではなく、自社導入を主題にしたワークショップに注目が集まっています。その中で具体的手段として採用されているのが、スキル標準ユーザー協会が提供する戦略スキル管理ツール「SSI-UISS」です。 JUASが提供する自社導入を目指した3つのWS 図は、UISS普及を目的にJUASが 続きを読む
情報システム部門が、ビジネス部門の要求することだけをこなす下請けのような位置づけであれば、インフラとアプリケーションの管理がメインミッションになり、コストセンターとみなされ業務の多くがアウトソーシングの対象になるなど、存在自体が問われることにもなりかねません。 情報システム部門を単なるコストセンターではなく、戦略部門として確立させるには、人材戦略、特にIT人材の育成を推進することが重要です。 そ 続きを読む
最近、ユーザー企業のCIO、IT部門長の方から、IT人材の育成に関する相談を受ける機会が増えました。経営トップが掲げる戦略をサポートするために優秀なIT人材を確保しておくことが、いかに重要であるかということが、ユーザー企業の間でも強く認識されるようになってきた表れではないでしょうか。 しかし、このように人材についての重要性を話される一方で、対応策に関しては貧弱な企業が多いのが現実です。まさに 続きを読む
スキルスタンダード研究所 代表取締役社長ユーザー企業IT部門、国内・外資ITベンダでの経験を活かした人材育成の仕組みづくりのコンサルティングサービスを提供しています。プロフェッショナルとして外部の新鮮な風を送り込むことが大きな使命と考え、幅広く貢献していく所存です。
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